お知らせのみ

あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。

 唱歌「故郷」を国歌にした方がいい、と言った人がいます。田舎に住む私でさえ、歌詞にある情景を目にすることはなくなりました。せめて歌の中だけにでも、残しておきたいと思う今日この頃です。恥をさらせば、子どもの頃「兎追いし かの山・・・」という歌詞を「兎美味しい かの山・・・」と聞こえて、兎狩りの歌なのかなと思っていました。今や、たまに野兎を見かけますが、それ以上に猪が我が物顔で、里を闊歩しています。「猪狩り」の歌が求められるところです。
 人間様の都合が里を荒らして久しくなります。兎の赤い目は、自然の破壊を嘆いて泣き腫らしたからと思って、我が身を省みましょう。慎みある日常を心がけましょう。
 兎年とは言っても、飛んだり跳ねたりは得意ではない、極めておとなしいホームページではありますが、何がしかを発信してまいります。今年もお付き合いくださいまして、より良い1年をお過ごしください。
                       合 掌

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あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。 昨年は兎歳でしたが、「熊歳」かと思いたくなるほど、熊の出没や被害が続発しました。これは熊だけの責任ではないでしょう。我々人間が、自然環境をわがもの顔で破壊したことも、一因であることは疑いの余地がありません。今年は辰歳、動物でいえば龍です。十二支の中では唯一架空の動物です。実在しないからと言って油断してはなりません。龍は仏法の守護神。仏さま以上に我々のこと... [続きを読む]

施餓鬼会(せがきえ)と清興「講談」
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