何事も新しく始めるのは、勇気がいります。しかし、今年は子年で十二支サイクル(ネ・ウシ・トラ・・・)の始まりの年です。いつにも増して、新たなスタートと意識してみましょう。ネット社会になってから、「更新」という言葉が頻繁に使われるようになりました。新しく変えること、または改めて新しくなることを言います。口で言うのは容易いことですが、実際はエネルギーのいることです。
テレホン法話を10日に一度更新していますが、毎回青息吐息です。ですからテレホン法話以外に何か新しく始めるなどということは、考えられません。そう言って32年も続けて来てしまいました。お聴きいただいている方のおかげです。
しかし、今年は更に新しいことを始めなければと覚悟をしています。それは、大津波で本堂等すべてが流された兼務する徳泉寺が、全国から寄せられた「はがき一文字写経」の功徳により、復興することができたからです。建物だけを作っても、そこを活用しないのでは意味がありません。全国のみなさまの想いが結実した本堂ですので、それに応えられるような企画を模索してまいります。
取り急ぎは、3月11日~15日にかけて「徳泉寺復興感謝祭5DAYS」を開催して、一般公開を致します。追って詳細をお知らせいたしますが、「はがき一文字写経」により建ったちょっと珍しい本堂に是非お参りください。何か新しいことが見つかるかもしれません。
今年もホームページにお付き合いくださいまして、よろしくお願い申し上げます。
合 掌
15回という節目のテレホン法話ライブを 「テレホン法話1200話達成記念」としてお届けいたします いつもは電話でお聴きいただくだけですが たまには本堂でお茶を飲みながら ライブでテレホン法話を聴いてみませんか 3分間では伝えきれなかったことや裏話など ライブならではの本音トークです ピアノ演奏にのせて コロナや震災など興味深い話題を 法話のスパイスにして語ります 法話に因んだ映像満載 御詠歌の... [続きを読む]
お電話1本で、「3分間法話」を聴くことができます。
毎月3回(1日・11日・21日)に話題が変わります。
昭和62年(1987)に開設以来37年間、休みなく継続して平成27年(2015)10月に1000話を達成。その記念のテレホン法話集『千話一話―3.11その先へ―』も出版されました。
このことは新聞等で広く紹介されました。(河北新報・東京新聞・中日新聞・北陸中日新聞・中外日報・朝日新聞・日本経済新聞・月刊住職)
おかげさまで、全国の方にお聴きいただいております。
3分間聴くと、3円が「エコー募金」になります。
「エコー募金」とは、善い行いを他のために回し向ける「回向(えこう)」(供養)に掛けたもので「カンボジアの子どもたちに絵本を贈る運動」の募金になります。
子どもたちの笑顔がエコー(こだま)のように返ってくることを願って・・・